【太一】ちはやふる名言・名セリフランキングBEST10【原田先生】

講談社コミックスビーラブの「ちはやふる」の名言・名セリフランキングを作成しました。

1位は太一の名言か?原田先生か?あなたの心に響く名言がきっとあります。

10位から発表していきます。

10位 「原田先生」

「悔しさの賞味期限は長くない ときどきはちゃんと報われることがないと 続けられない」/第三十七首

悔しさの賞味期限は長くない ときどきはちゃんと報われることがないと 続けられない

吉野会大会の帰り道、駅のホームでの一コマ。千早や太一の恩師であり、人生の先輩である原田先生が、心の中で呟く言葉だ。

中々勝ちきれないでいる太一を気遣っていることがよくわかる上、悔しさの賞味期限を知っている、長く生きて先を歩く先生だからこその至言だといえる。

 

9位 「机くん」

「やりたいことを思いっきりやるためには やりたくないことも思いっきりやんなきゃいけないんだ」第三十七首

やりたいことを思いっきりやるためには やりたくないことも思いっきりやんなきゃいけないんだ

吉野会大会の見学へと、勉強会をサボって行ってしまった千早へ向けた通称机くんの言葉。

かるたという自分のやりたいことのために、勉強でも学年一位を取り続ける太一のことを机くんはよく見ていた。

だからこそのこの台詞であり、千早にとっても大きく響いたのだ。

人生において大切なことを教えてくれる名言だ。

 

8位 「肉まんくん」

「ダメなんだよ 自分が前に出なくてもいいって思ったら 気持ちが矢面に立たなくなった瞬間から 力の現状維持さえ難しくなるんだ」第六十九首

肉まんくん

自分がスタメンで出ると言わない机くんに、焦れた通称肉まんくんの台詞。

かるたから逃げてしまった経験があるからこその、重みのある台詞になっている。

気持ちだけでも前に向く、気持ちがまず大事だという考え方は、ちはやふるという作品において一貫して描かれているテーマでもある。

 

7位 「山本由美」

「もう一度ここに来たい ご指導お願いします」第四十七首

山本由美

クイーンである詩暢に負けてしまった前クイーン、山本由美が自分の師である北野先生へ頭を下げるシーンでの名セリフ。

後に北野先生も言っているが、ご指導お願いしますという言葉はとても美しい日本語だといえる。

重い期待と、しかしそれに支えられてきたという事実に向き合う姿は、凛々しく、気高さすら感じられる。

 

6位 「太一」

「仲間にするなら かるたの“天才”より 畳の上で努力し続けられるやつがいい」第十二首

仲間にするなら かるたの“天才”より 畳の上で努力し続けられるやつがいい

かるたの才能がないと逃げる机くんに、太一が向けた台詞。

才能がないと諦めてしまう人は実際にも多く、才能がある人と比較されることは辛く苦しいことだろう。

そうした天才じゃない人間、努力を知る人を仲間にしたいという太一の言葉には重みがある。

 

5位 「原田先生」

「「がんばった」も「きつかった」も 風のように流れていってしまう 「結果」は石なんだ 「頑張った」を留めておいてくれる石」第百五首

原田先生

千早と太一の決勝戦を見守る原田先生の心の声だ。

シーンの絵からは、同じ会の坪口さんもきっと同じことを考えているのだろうとわかる。

結果よりも努力が大事だという考え方を否定はしない、しかしながら、その考えは本当に苦しいもの。

努力は流れてしまうものであり、それを留めておいてくれるのが結果だというのは正しくその通りだろう。

自分が指導者側になるときには、頭に置いておきたい言葉だ。

 

4位 「山城今日子」

「私くらいの歳になると 若い人の立ち止まりは 種を埋めてるようなものだと思えるのよ」第百三十二首

私くらいの歳になると 若い人の立ち止まりは 種を埋めてるようなものだと思えるのよ

クイーン位を逃した猪熊遥に向けて、専任読手である山城今日子が送った言葉。

この言葉は、折れかけていた猪熊の心を支えたといえるだろう。

少しくらい立ち止まったとしても、それは種を埋めている期間なだけで、きっとその先で芽吹く時が来る。

そうしたゆとりのある見方をすることは、人生を明るく生きる上で、大切なことである。

 

3位 「新」

「来てほしくなかった こんな自分を見せたくなかった でも会いたかったよずっと―――」2巻

新

自分に会いに福井まで来てくれた太一と千早、その二人を突き放してしまった新が本当に思っていたこと。

二人の乗っている電車を自転車で必死に追いかけながらの、心の中での本音だ。

見せたくなかった、でも会いたかったという、相反する気持ちがよく表現されていて、読者の胸もぐっと苦しくさせる名シーン。

三人ともがちゃんと会いたいと、同じ気持ちでいたのだと安心できるシーンでもあり、再会への期待が高まる名セリフだといえる。

 

2位 「太一」

「きついけどやってんだ 負けるけどやってんだ だって勝てたとき どんだけうれしいか……っ」第十二首

きついけどやってんだ 負けるけどやってんだ だって勝てたとき どんだけうれしいか……っ

机くんを追いかけた太一がつい漏らしてしまう、心からの本音。

才能がなく、きついけれど、勝てたときの嬉しさは言葉にできない。

そんな太一の独白は確かに机くんの心を動かしたといえる。

何回負けたって、たった一回でも勝利の瞬間を味わってしまったら、もうなかったことにはできない。

そうして人はいろんなものに夢中になっていくんだろうと思わせる、心動かす名セリフだ。

 

1位 「原田先生」

「“青春ぜんぶ懸けたって強くなれない”? まつげくん 懸けてから言いなさい」第七首

“青春ぜんぶ懸けたって強くなれない”? まつげくん 懸けてから言いなさい

青春ぜんぶ懸けたって新より強くはなれない。

そう諦めた太一に向かって、原口先生がいった名言。

この言葉があったからこそ、後に太一は青春をかるたへと捧げる覚悟が決まったのだともいえる。

やらないうちから言い訳をしない。やってから言えること。

実際に青春を懸けて戦っている千早を目の前にしての言葉の重みに、太一は何も言えなくなる。

こうして原田先生に時に厳しく諭されながら、千早や太一は一歩一歩強くなっていくのである。

 

 

以上がちはやふるの名言・名セリフランキングベスト10です。

皆さんの心に響く名言・名セリフはありましたか?

 

千早や太一の成長と共に、名言・名セリフがジャンジャン生み出されていきそうですね!

 

今後のちはやふるの展開も楽しみですね。

 

こちらもどうぞ⇒「ちはやふる」に学ぶ、子どもに言って聞かせたい名言ランキング16!