オススメ短編漫画・ALL YOU NEED IS KILL(オールユーニードイズキル)の面白さとその後
ALL YOU NEED IS KILL(オールユーニードイズキル)の面白さ紹介とその後について
ALL YOU NEED IS KILLは桜坂洋によるライトノベルで、後にジャンプコミックスで発売されたり、映画化にもなった作品です。
私は漫画版と映画版を見ましたが、あまり有名ではありませんが面白い作品となっていますので、オススメです。
オールユーニードイズキルのあらすじ
世界は「ギタイ」と呼ばれる宇宙からきた異生物と戦争状態にあった。
主人公のキリヤ・ケイジは地球軍の兵士で、ギタイとの戦争に初参戦した若者だ。
初参戦でケイジは、1匹のギタイを倒すが、あっさり相打ちで自身も死んでしまう。
しかし、死んだと思ったケイジは30時間前の自分に戻される。
ん?今のは夢だったのか?と思うケイジ
また戦争に初参戦する。
しかしまたもケイジはギタイに殺され、30時間前に戻されてしまう。
どうやらケイジは、死ぬと30時間前に戻るようだ。
この世界の仕組みを理解したケイジは、158回の死亡を経て誰にも負けない強さを手に入れていた。
そんな時、リタ・ヴラタスキというアメリカ最強の女戦士と出会う。
彼女も実は、時のループを経験していた。
人間軍はギタイを倒すことが出来るのか?SF映画である。
ALL YOU NEED IS KILL(オールユーニードイズキル)何が面白い?
漫画に限っていうと、絵がデスノートも手掛けた小畑健なのですが、絵がキレイです。
そして設定が斬新です。
死ぬ度に時間がリセットされて、そのたびに強くなっていく主人公。
ギタイとはなんなのか?何故死ぬたびに時間がリセットされるのか?
その理由を考えながら、話は進んでいきます。
圧倒的な力を持った主人公が無双する漫画が好きな方は、ハマること間違いないでしょうね。
何故時間が戻っていたのか?その理由
漫画を読んでも分からなかった方がいると思うので(私も初見じゃまったく分からなかった)、ここで時間が戻る仕組みを解説していきたいと思います。
まずは前提条件の知識から
1.ギタイたちは戦況が不利になると、「ギタイ・サーバ」という時間を戻す機能を持ったギタイの能力で、時間を戻すことが出来る。(これによってギタイ側の戦況が不利になるとリセットされる)
2.「ギタイ・サーバ」は1体だけでなく、「バックアップ・ギタイサーバ」と呼ばれるバックアップ用のギタイが存在する。
バックアップはギタイ・サーバが死ぬと作動し、時間を戻す。
つまり、ギタイ軍を倒すためには、以下の手順を踏まなければならない。
1.ギタイ・サーバのアンテナを破壊する
2.バックアップ・ギタイサーバを破壊する
3.ギタイ・サーバを破壊する
この順番である。
ケイジかリタか、どちらかが死ぬしかなかった理由
作中で上記の手順でギタイを殺しても、時のループが発生してしまうという状況になってしまいます。
何故かというと、時のループを繰り返してきたケイジ・リタはループしすぎて脳が変質してしまい、バックアップ・ギタイサーバと同様の存在となってしまったのです。
従って、正規の手順でギタイ・サーバを倒したとしても、
ケイジが倒した場合→リタがバックアップの役割になって時間が戻る。(その時リタだけ記憶が残っている。)
リタが倒した場合→ケイジがバックアップの役割になって時間が戻る。(その時ケイジだけ記憶が残っている。)
ということになるのです。
その後どうなったのか?
映画ではギタイの大元を倒して、ハッピーエンドで終わりますが、
漫画版はケイジがリタと決着をつけて終わります。
その後、あの世界ではどうなったのでしょうか?
漫画版ではその後どうなったのかは描かれていませんでしたが、ケイジはリタの代わりにUS軍に入り、ギタイを殲滅していくのだと思われます。
すでにリタ以上の強さを手に入れたケイジは、その後も負けることなく強くなり、最終的に人類を勝利に導くことが想像できますね。
総合評価
オールユーニードイズキル、かなり面白く、久々に2巻程度で物語が完結するスカッとした作品です。
是非読んだことない方は一度読んでみてください。
あと映画も面白いので合わせておすすめです。
本記事を最後まで読んで頂きありがとうございました。では!
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