秦の旧六大将軍と新六大将軍の強さと予想について

六大将軍とは、かつて秦国に存在した、

「王の命令なしに自由に戦争を仕掛けることが出来る権利を持った六人の将軍」

のことをいいます。

六匹の龍が自由に野に放たれているようなものですので他国にとっては脅威となり、また柔軟に的確な戦を仕掛けられることが狙いだったのではないかと思われます。(いったん王の指示待ってたらその間にチャンスを逃す可能性もありますからね)

この六大将軍、昭王の時代に存在しましたが、現在は王騎のみとなってしまいました。(その王騎も作中で戦死しましたが)

そして秦国王・嬴政(えいせい)は新六大将軍としてそれを復活させることを示唆しています。

そこで、旧六大将軍の強さと、新六大将軍の予想をまとめてみたいと思います。


旧六大将軍の強さと構成

旧六大将軍

旧六大将軍

旧六大将軍は、以下のメンバーで構成されていました。

・王騎(おうき)

・摎(きょう)

・白起(はくき)

・王齕(おうこつ)

・胡傷(こしょう)

・司馬錯(しばさく)

 

王騎いわく、

「六大将軍という制度を作るためにメンバーを集めたのではなく、めちゃくちゃ強い奴が6人いたから六大将軍という制度を作った」

ということで、六人ともかなり強かったと思われます。

この六人、どのような人物だったんでしょうか?

 

1.王騎(おうき)

王騎

王騎

王騎はキングダムの作中で存在が確認される、六大将軍唯一の生き残りです。(現在は死亡)

六大将軍の中でもトップクラスに強いと思われ、またキングダム世界の中でも最強の人物です。

最後は龐煖(ほうけん)との一騎打ちの際”横から水を差され”戦死しました。

関連:【キングダム】王騎の強さと死と信が受け継いだ矛

 

2.摎(きょう)

摎(きょう)は王騎のかつての恋人であり、六大将軍で最も苛烈な戦いをすると言われている人物です。

摎(きょう)

摎(きょう)

女性ながら剣の才能は素晴らしく、天才だと評価されています。

強い人間を求めて彷徨う煖にも狙われ(基本的に煖は天下最強の人物と戦うために出てきている)たことも、摎(きょう)が当時中華でかなり強い部類にいたことを証明しています。

しかし、煖に夜襲をかけられ、テントから出てきて応戦するも敗れ、死亡しています。

 

3.白起(はくき)

この人物も回想でよく出てきます。何故かというと、趙兵40万を生き埋めにした「長平の戦い」の総大将だったからです。

そのため趙の秦への憎しみの原因は基本的にこの人物にあると言っても過言ではありません。

しかし、廉頗らいわく「正真正銘の怪物」らしく、戦闘はかなり強かったことが予想されます。

見た目は趙の万極に似たような独特の風貌をしています。もしかしたら白起自身も何か強い恨みをかかえて戦っていたため、長平の戦いのような悲劇を引き起こしたのかもしれません。

白起

白起

 

4.王齕(おうこつ)

王齕(おうこつ)は六将一の怪力と呼ばれた、大斧を使っていた武将です。

こちらも強さは謎が多いのですが、楚の汗明がいうには(こいつもかなり怪力で強い)

汗明との一騎打ちに敗北し逃げた

とのことです。(真偽のほどはわかりませんが・・・)

しかし、もしそれが本当であるならば、王齕(おうこつ)より蒙武のほうが強いということになりますね。

(何故なら蒙武は汗明との一騎打ちに勝利したので)

王齕(おう こつ)

王齕(おう こつ)

 

5.胡傷(こしょう)

胡傷(こしょう)は6人の中で最も軍略に優れた武将です。

現在は戦死しており、回想もあまりありませんが、当時の王翦(おうせん)のことを、「六大将軍クラスの力がある」と評価していた人物です。

胡傷(こ しょう)

胡傷(こ しょう)

 

6.司馬錯(しばさく)

6人目は司馬錯(しばさく)です。こちらも胡傷(こしょう)と同様に描写がありませんので、画像のみの紹介です。

司馬錯(しば さく)

司馬錯(しば さく)

 


新六大将軍は誰になるのか?予想

現在は撤廃された六大将軍制度ですが、秦国王・嬴政(えいせい)が中華統一のため復活させることを明言しています。

六大将軍を復活させるとしたら、誰がその座を掴むのでしょうか?

楽華隊蒙恬は、六大将軍についてこんな予想をしています。

「確定がもういる。蒙武と騰だ。順当に行けば桓騎と王翦も入るだろう」

つまり順当に行けば4枠は既に埋まっているということです。

次に、六大将軍の座を狙っている人物についてご紹介しておきましょう。

・信

蒙恬

王賁

・羌瘣

・録嗚未

・楊端和

 

候補はここらへんでしょうか。

この6人の中で単純に強い順で並べると、これまでの実績、評判等を考慮して以下になります。

楊端和>羌瘣>信=蒙恬=王賁>録嗚未

もし強さ順でいくと入れるのは羌瘣までということになりますが、主人公の信は入れておきたいところです。

そして、若手筆頭の蒙恬、王賁も漫画的には入れておきたいところです。

録嗚未については候補ですが、そこまで登場もありませんしよほどのことがない限りは落選するでしょう。

当サイトでは、”実績”、”強さ”、”現在の地位”、”漫画的にどうなのか?”という4点を考慮し六大将軍について予想してみました。

秦国の新六大将軍は、以下の6人になると予想します。

 

・蒙武

・桓騎

・楊端和

・信

・蒙恬

・王賁

 

選出の理由を一人ずつご説明していきます。

蒙武・・・実績も強さも十分ですし、また旧六大将軍の王齕のような、「パワー系」の将軍が1人は必要でしょう。可能性はかなり高いでしょう。

桓騎・・・白起枠です。残忍系も必要でしょう。黒洋の戦いでもその強さを十分に発揮し、存在感を示しています。唯一の懸念は裏切りの可能性があることですが、順当に行けばこちらも可能性大です。

楊端和・・・六大将軍の女性枠です。摎枠ですね。強さ・実績ともにこちらも申し分ありません。可能性は中です。

・・・主人公の信です。強さは申し分ありませんが、将軍としてはまだまだです。ただ主人公枠でおそらく入るでしょうね。可能性中です。

蒙恬・王賁・・・この二人については信と同列に扱われていますので、信が選出されてこの二人が落選することは考えにくいという理由です。しかし二人とも落選ということはありえます。可能性は小です。

 

その他の候補者について・・・

王翦については裏切りの可能性が高く、どこかで他国へ亡命するのではないかと予想しています。

は生き残れば当確ですが、途中で戦死してしまうと予想しています。戦死といえば、史実では桓騎が李牧に敗れ死亡しますが、どうなるんでしょうか・・・。

羌瘣は微妙なところですが、楊端和が入った場合女性枠を二人目はないだろうという理由です。飛信隊の副将としてこれからも活躍するんでしょうか。ただし当選の可能性はなくもないですね。

録嗚未は強さ的にも格的にもおそらく落選するでしょう。

この予想は的中するのか?おそらく50巻前後あたりで六大将軍は結成されると思います。

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