“暗殺教室”名言&名セリフランキング15
最高の名言はどれ?”暗殺教室”名言&名セリフランキング15
週間少年ジャンプで連載していた「暗殺教室」の名言・名セリフをランキング形式に発表します!
15位 イリーナ・イェラビッチ 第19話
「女の賞味期限は短いの あんた達は私と違って… 危険とは縁遠い国に生まれたのよ 感謝して全力で女を磨きなさい」
<解説>
イリーナの人生は波乱に満ちたものでした。
暗殺者として拾われ、そうして凄惨な環境を生き抜いてきたイリーナからすれば、暗殺教室の舞台となっている日本の学校というのはとても平和な場所に映ったのでしょう。
危険とは縁遠い、というのは、現実の日本においてもいえることです。下を見ればキリがないのは確かですが、そうした恵まれた環境に気づき、努力をすることは大切なこと。それを気づかせてくれる名言といえます。
14位 原寿美鈴 第91話
「飲み物よ パンは」
<解説>
これは文句なしの名言でしょう。
体育祭のさなか、パン食い競争にて脅威のスピードでパンを吸い込んだ彼女の一言は、非常にインパクトが大きいものでした。
カレーが好きな人などが、カレーは飲み物だと表現する場面は多々みかけます。
しかしながら、スープなどではなく固形物であるパンを飲み物だと断言する、そんな人は見たことがありません。
他のものとはベクトルが大きく異なりますが、これも立派な名言だと言えるでしょう。
13位 潮田渚 第114話
「ただ我が子がこの世に産まれて そこそこ無事に育っただけで喜んでくれたら 全てが丸く収まるのに」
<解説>
渚自身でも、贅沢かもしれないと考える、そんな思い。しかしこうしたことを考えた人は、決して少なくないでしょう。
ただそこそこ無事に育つ、それは普通なようでいて一番難しいことだともいえます。
そうして無事に育つことができたとき、それだけで喜んでくれるような親子関係は、理想の形です。
12位 竹林孝太郎 第22話
「Dを一つ失う所から女は始まる」
<解説>
これも文句なしの名言です。
この回では、自律型の固定砲台である律が、殺せんせーによって改良を施されたお陰でクラスの一員として学校生活を送り始めます。
彼女は三次元ではなく二次元の女の子。その彼女を中心に話が展開する中、竹林孝太郎が言い放った言葉がこの「Dを一つ失う所から…」というものでした。
三次元、つまり3DからDを一つとって2D、二次元へ。二次元の女性を好んでいるのだと、この一言によって彼は一気にキャラクターを確立させました。
また、これは彼の初ゼリフです。初ゼリフから名言が飛び出して、竹林を好きになった人も多いのではないでしょうか。
11位 赤羽業 第74話
「警戒できない 怖くないって 実は一番怖いんだなって初めて思った」
<解説>
渚に対して赤羽業が抱いた感想ですが、中々に的を射た名言なのではないでしょうか。
このシーンの場合は、強敵を倒した渚が皆に恐れられることなく受け入れられる、その異常性が実は怖いのだと指摘したものですが、実際でも恐怖を認識していない状態は危険です。
怖さから警戒をしているときならば、何が起きても対処する構えがあります。しかし、油断してしまっていては対処もできません。
暗殺のみならず、警戒できないものにこそ、より注意しておくべきなのかもしれませんね。
10位 イリーナ・イェラビッチ 第8話
「技術も人脈も全てあるのがプロの仕事よ」
<解説>
殺せんせーを暗殺するために英語教師としてやってきた、イリーナ・イェラビッチは殺しのプロです。
後に改善されるとは言え、やってきた当初の彼女の態度などには問題がありました。
しかしながら、この台詞に関しては、真っ当で且つ的を射たものだといえるでしょう。
プロとアマチュアの違いとは一体何なのか、その答えがこの台詞です。
技術や人脈、そうしたものを持てるようになり、更に責任が背負えるようになって漸く、プロの仕事といえるのです。
9位 殺せんせー 第54話
「刃を研ぐのを怠った君は暗殺者じゃない 錆びた刃を自慢げに掲げた ただのガキです」
<解説>
それなりにやっていれば、それなりに結果が出せてしまう。そんな器用な人達は、少なからず存在しています。
赤羽業もそうした要領が良いタイプでしたが、対策を怠っていた試験での結果は振るいませんでした。
やはり、努力をしていた人達には敵わなかったのです。そんな彼に向けての、殺せんせーの名言がこれです。
暗殺というとピンときませんが、これは日常にもいえることでしょう。
自分の力に奢ってしまい、更にそれを磨かず、頼るようになってしまってはいけません。
やはり最後には努力が助けてくれるのですね。
8位 潮田渚 第41話
「そうだ 戦って勝たなくたっていい 殺せば勝ちなんだ」
<解説>
暴力と恐怖によって支配する教育をしようとする、鷹岡との勝負。
その相手に渚を指名した烏間惟臣は、渚に何かしらの可能性を感じていました。そして、それが見事に光ったといえるのがこのシーンです。
戦闘で勝つ必要はなく、ただ殺せば勝ちなのだと考え方を変えた渚は、その機転と身のこなしなどによって見事廣岡に勝利します。
そこで烏間は、漸く渚の持つ才能が暗殺の才能であると気付くのです。
暗殺の才能というものは、これから渚を悩ませる一因ともなります。しかし、大きな武器ともなるものです。
それに気付くきっかけでもあろう、このシーンと台詞は暗殺教室を代表するものともいえるでしょう。
7位 殺せんせー 第89話
「名前は人を造らない 人が歩いた足跡の中に そっと名前が残るだけです」
<解説>
この暗殺教室の登場人物には、変わった名前のキャラクターも多く登場します。
その一人である木村正義は、ジャスティスというその名前に悩んでいました。そんな彼に向かって、改名の手続きを紹介しつつも、殺せんせーは上記のように語りかけます。
名前は親がくれる最初の贈り物、とよく言いますが、殺せんせーはその名前に大した意味はないといいます。
意味をつけるのは、その名前を持つ人物が人生で何を成したかによるのだと。
名前についての解釈は人それぞれですが、一人の人間を尊重してくれるその考え方は、とても素敵なものだと思います。
6位 寺坂竜馬 第87話
「一度や二度負けたくらいでグレてんじゃねぇ いつか勝てりゃあいーじゃねーかよ」
<解説>
身体的にも精神的にも成長した寺坂竜馬が、勝利に焦ってしまっているイトナに向けて贈った言葉です。
実際に失敗をしている彼だからこその重みがあり、名言であるともいえるでしょう。
一歩一歩を積み重ねた先に勝利があるのならば、一度や二度の敗北はそのための糧です。
そのことに気づき、まだ他人を悟れるようになるほどに寺坂は成長したということでしょう。
いつか勝とう、勝ってやるというように思考を切り替えることが出来る人は、きっとそのいつかを成功させてしまう人なのだと思います。
5位 堀部イトナ 第88話
「最初は細い糸でいい 徐々に紡いで強く成れ」
<解説>
触手に頼ってしまっていたせいで忘れていた自分のルーツ、それを思い出した堀部イトナの名セリフ。
彼のイトナという名前は、糸が成る、糸成というところから来ており、その名前が表す意味はとても深いものです。
最初は少しずつでも、重ねていけば大きなものになります。
最初の一歩は小さくても、歩いていく内に距離はどんどん長くります。
それと同じように、心もとない細い糸でも、紡いでいく内にとても強いものへと成っていくでしょう。
そんな彼の信念ともいえるものは、私達も参考にしたくなるほどに立派なものです。
4位 殺せんせー 第44話
「しがみつかれる事に慣れてしまうと… いつか一緒に溺れてしまいますよ」
<解説>
片岡メグはとても責任感の強い女の子で、周囲からイケメグと称されるほど。
しかし、その責任感が祟り、友人に頼られることを断りきれずにいました。
責任感が強いことは立派であり美徳でもありますが、それだけではありません。
そうして頼られ、それを引っ張るということに慣れすぎてしまうことは、危険なことです。それを指摘するこの名言はとてもリアルといえるでしょう。
共依存ともいえる関係性は、片方だけではなく両者が悪循環のように深みにハマっていくものです。
責任感が強いからこそ、そうしたことに気をつけていかなければいけないのですね。
3位 殺せんせー 第17話
「清流に棲もうが ドブ川に棲もうが 前に泳げば魚は美しく育つのです」
<解説>
親の期待と自分の気持ちの間で葛藤し、板挟みになって、ついには自らも外聞ばかりを気にするようになっていた神崎有希子。
そんな彼女へ向けて殺せんせーが贈った名セリフがこれです。
落ちこぼれの烙印を押されているE組に落ちることになってしまった彼女は、より自分を責めてしまっていました。
しかしながら、そんな彼女に向かって殺せんせーは、環境が全てではないと言います。
どんな環境にいたとしても、人からどんな目を向けられたとしても、前に進み続ける限りは美しく育つ。
現実でも様々なレッテルや、人の評価に悩まされる日が来るでしょう。しかし、そんなときにこそ前に進むことが大切なのですね。
2位 潮田渚 第95話
「叩かれると痛くて悔しいのに 返せる言葉がひとつも無い これが…間違うって事なのか」
<解説>
暗殺を成功させるために厳しくなっていく訓練。
そんな中で自分の力に奢ってしまったクラスの生徒が、不慮の事故とはいえ、ひとりのお爺さんに怪我を負わせてしまいます。
そして殺せんせーに叱られたとき、渚が心の中で思った台詞がこれです。
痛くて悔しくて、だけど言い返せない、そんな過ちを誰しも一度は経験したことがあるでしょう。
しかし、そうした経験によって人は成長していきます。そんなことを思い出させてくれる名シーンです。
1位 殺せんせー 第170話
「その時社会に対して原因を求めてはいけません 社会を否定してはいけません それは率直に言って時間の無駄です」
<解説>
現実でも当てはまる、この台詞は名言と呼ぶに相応しいものでしょう。
社会の巨大な流れというものは、人一人がどうにかできるものではありません。
そうした大きな物に潰され、挫折するという経験は人生の中で一度はあるものです。
しかしながら、そうした場面でも腐らずに、世の中そんなものと悔しい気持ちをやり過ごせる、そんな人間になるべきだと殺せんせーは言います。
社会に原因を求め、否定したところで何も変わることはありません。
周囲を変えることは難しい、自分を変えることのほうが簡単だとはよく言われる言葉です。
そうして時間の無駄だと切り捨て、自分を成長させることは中々できることではないですが、きっと一番理想的な形なのでしょう。
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