茂野吾郎と大谷翔平はどっちがすごい?

漫画・メジャーの茂野吾郎と現実の大谷翔平、どちらも現実離れした選手ですが、凄いのはどっちなんでしょうか?

かつて、「現実ではあり得ない投手」として作中で描かれていた茂野吾郎ですが、ついに現実で茂野吾郎レベルの活躍をする選手が出てきました。

その名は、日本ハムファイターズの大谷翔平

今回は、能力・経歴・現実の成績から、漫画の茂野吾郎と現実の大谷翔平を比較し、より凄い選手はどちらなのか?を調べてみたいと思います。

これまでの経歴を比較

~高校時代~

茂野吾郎は全国No.1の海堂高校へ入学し、2年時にMAX156kmのジャイロボール1本で、海堂高校1軍を破ります。その後聖秀学院高校に転入し、ほとんどが素人のチームで海堂高校と戦い、勝つ一歩手前まで追い詰めます。甲子園には出れはしなかったものの、2年時は海堂1軍に投げ勝ち、3年時も海堂を追い詰める活躍を見せたのは評価出来るのではないでしょうか。

一方の大谷翔平は、花巻東高校へ入学後1年生秋からエースになり、「みちのくのダルビッシュ」として注目されます。3年生の春に初めて甲子園へ出場し、初戦で藤浪晋太郎率いる大阪桐蔭高校とぶつかります。惜しくも敗れましたが、インパクトは抜群。世代No.1投手の評価を得ました。

以上の結果から、高校時代の比較に関しては、ほぼ互角といえるでしょう。

~プロ入り-メジャー時代~

茂野吾郎は高校卒業後、1年目は3A、2年目はメジャーで14勝10敗1Sの成績を挙げ、その後27歳までにサイヤング賞を2回受賞します。

詳しくはこちら:【メジャー】登場キャラのその後(成績)まとめ【海道、プロ野球】

一方の大谷翔平は現在プロ4年目ですが、4年目の現在、投手としても、野手としても好成績を残し、2016年投手、DHでベストナインを受賞しています。

ただ、メジャーリーグでサイヤングを取れるほど圧倒的な投球をしているかと言われるとそうでもなく(ダルビッシュでもサイヤングは取れないため)、プロ入り後からの比較では茂野吾郎に軍配が上がりそうです。

ただ、大谷はまだ22歳と若く、来年・再来年にはメジャーに挑戦すると思われるため、その後の活躍次第は十分茂野超えの実績を残す可能性は十分あります。

メジャーが注目!大谷翔平はメジャーでどのくらいの成績を残せるのか?

能力を比較

次に、二人の能力について比較していきたいと思います。

茂野吾郎は全盛期、大谷翔平は現在の能力で比較します。

茂野吾郎

MAX:102マイル(時速164km)

制球力:かなり高い。150km台でも四隅に投げ分けられる抜群の制球力。

変化球:大きく落ちる高速フォーク

スタミナ:初回からMAXを出しても、9回を投げきることが可能。

その他:ジャイロボール、強心臓

大谷翔平

MAX:時速165km

制球力:割とアバウト。通算四球率3.24

変化球:フォーク、スライダー、カーブ、カットボール、チェンジアップ等

スタミナ:平均時速150kmを超え、完投能力も高い

その他:ストレートの”質”については疑問視する声有り

結論

結論として、実績・能力を考えるとまだ茂野吾郎の方が投手として格上のように感じます。

MAXは165kmと茂野超えを果たした大谷ですが、制球力に大きく差があり、また数々の修羅場を潜り抜けてきた茂野吾郎のメンタルには及んでいないようです。

ただ、大谷翔平はまだ22歳です。今後順調に行けば間違いなくメジャーで活躍する選手だと思われますので、メジャーでどれだけの成績を残すことが出来るのか?という点で将来的に茂野吾郎超えを果たす可能性は十分あると思います。

また、野手としても成長を見せた大谷。

メジャーでも二刀流を続けるのかは分かりませんが、もしメジャーでも二刀流を達成できたら、日本人が到達したことのないホームラン王のタイトルを是非取得して欲しいですよね。